2020年11月ご相談アドバイス①「他人から怖がられ、厄介者扱いされているのが苦しい」
◇クライアント様 女性
◇ご相談内容 「他人から怖がられ、厄介者扱いされているのが苦しい」
◇アドバイス
○○さん、はじめまして。
Heart To Heartの楠と申します。
お悩み、拝見しました。
もう少し、詳しくお話を伺わないと分からないこともあるので、ご状況やお気持ちを推察させていただきながらお話しさせていただきますね。
○○さんは、この先、どうご自分と付き合い、どう他者と付き合っていけば良いのかお悩みですね。
職場で怖がられてしまったり、上司の方からは、○○さんは間違っていないが言い方が悪い、職員が○○さんに理不尽な強い物言いをしたのは普段の応酬である、と言われどうしたら良いか分からなくなってしまったのですね。
また、ご自身の存在意義や生きている意味、それからご家族様に迷惑が掛かっていないか考えたりするのですね。
頑張っていらっしゃるのに、とてもお辛い気持ちになったり苦しい思いをされていらっしゃるのではないかと思います。
もうどうでもいいという気持ちになったり、何もかも辞めてしまいたいお気持ちになってしまうのも、無理もないことと思います。
そんな状況の中でも、とても頑張られていらっしゃいますね。
それに、この先の事を考えようとする姿勢はご立派です。
よく、お話しくださいました。
少しでも、○○さんのお力になれますようにお話させていただければと思います。
○○さんは、とても真面目で、厳しいところもあるけれどたいへんお優しい方と感じました。
クライアントにきちんとしたい、職場をより良くしたい、というお言葉からそのように思いました。
確かに、他人を変えることは難しくご自身が変わることの方が近道ではあります。
しかし、今は、○○さんが積極的に変わりたいというお気持ちよりも、どうして?なぜ?というお気持ちの方が、もしかしたらお強いのではないかと思いましたが、いかがでしょうか。
モヤモヤとしたお気持ちがある状態では、なかなか前に進まないかもしれません。
よろしければ、一度、カウンセラーとお話してみませんか。
○○さんのお気持ちを思い切り話し、上手に聞いてもらうだけでも心が軽くなりますよ。
そして、ご自分のお気持ちの整理もできるはずです。
ご自分と向き合って、ご自分のお気持ちに整理ができたら、今後の事を考えてみてはいかがでしょうか。
今よりも、より前向きに今後のことを考えていけると思います。
その上で、私がご提案させていただくとしたら、6つあります。
全てしなければならないのではなく、もし取り入れられそうなものがありましたらご検討なさってみてください。
①アンガーマネジメントについて学ぶ
怒りのメカニズムやコントロール法について学ぶと、よりご自身の事が分かると思います。
アンガーマネジメントについて書かれている本もたくさんありますので、読まれてみても良いと思います。
②ご自分がイライラしてしまうときやパターンを知る
女性ならば誰しも経験があると思いますが、月の中で特にイライラしやすい日はないでしょうか。
その日は、いつあたりか確認して、特に気を付ける日はここだと予防線を張ってみるのもおすすめです。
また、どのような時にどのような出来事にイライラしてしまうのか、分析してみるのもよいです。
どのような時、どのような出来事について分かりましたら、それを避けたり距離を置いてみるのも一つの手になります。
③アサーションについて学ぶ
アサーションとは、より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルの一つで、「人は誰でも自分の意見や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己主張のことです。
トレーニングを通じて、一方的に自分の意見を押し付けるのでも、我慢するのでもなく、お互いを尊重しながら率直に自己表現ができるようになることを目指します。
1950年代にアメリカで生まれたカウンセリング手法で、日本ではカウンセラーを目指す人はもとより、企業研修や大学の公開講座などにも取り入れられ徐々に認知度があがってきました。
こちらも、本が沢山出版されておりますので、読まれてみると良いと思います。
④自己肯定感を高める
自己肯定感を高めることは、ご自身の自信の回復や明日への原動力になったり、色々なことにとても良い効果を発揮します。
モチベーションをあげるのにも役に立ちますので、きっと○○さんのお役に立つと思います。
⑤後輩や部下への接し方や指導の仕方を考える
私も、以前の職場で部下を持ったことがありますので、チームマネジメントの難しさは少しは分かります。
良ければ、マネジメントの仕方もご提案させていただきます。
言葉の選び方や、ありがとう、ごめんね、お願いできる?など、ご自身ではどう使っているか、確認してみましょう。
もしかしたら、案外言えてなかったり、抵抗感があることもあるかもしれません。
もしそうならば、それはなぜなのかもあわせて考え、対処法も検討してみましょう。
⑥ご自身が変わることは、誰のため、何のためになるのか、よく検討してみましょう。
○○さんが大切になさっていらっしゃることのためでしたら、○○さんは変わることができるのではないでしょうか。
また、ご自身が変わることについて、まずはご自身が納得しなければ先へ進むのは難しいと思います。
大切になさっていることについて、是非、聞かせてください。
今はお辛いことの方が多いかもしれませんが、○○さんが良い方へと変わっていくごとに状況も良い方へと向かいます。
また、ご自身が変われば、まわりもきっと変わります。
ゆっくりでも少しづつでも、是非、やってみてください。
ご参考になりましたら、幸いです。
○○さんのお悩みが改善されますように、心からお祈り申し上げております。
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