2020年11月ご相談アドバイス②「世間話ができない、人見知りについて相談」

◇クライアント様　女性  

◇ご相談内容　 「世間話ができない、人見知りについて相談」

◇アドバイス

○○さん、はじめまして。 

Heart To Heartの楠と申します。 お悩み、拝見しました。 

もう少し、詳しくお話を伺わないと分からないこともあるので、ご状況やお気持ちを推察させていただきながらお話しさせていただきますね。 

○○さんは、幼い時から人見知りで世間話が苦手なのですね。 

二人だけならなんとか話せるけれど、複数人の場合は話に入っていけないのですね。 

その様子に、『黙っているね』と言われたこともあって、毎回喋れなかったことに対してショックを受けてしまうのですね。 

職場でも、仕事のことは質問できても、コミュニケーションが苦手と思われていると思ってお辛くなってしまったり、相手に気を遣わしてしまって申し訳なく思い、先輩方が○○さんの事をどう思っているか気になって心配になってしまうのですね。 

毎日お辛いお気持ちでお過ごしになられていらっしゃるとのこと、とてもお苦しいですね。 

先輩達に仕事の分からないことを聞くこともためらうことが増えてしまうのも、無理もないことと思います。 

それでも会社には出社されていて、本当によく頑張られていると思います。 

よく、お辛いお心の内をお話しくださいました。 

少しでも、○○さんのお力になれますようにお話させていただければと思います。 

○○さんは、今のところ、現状をどのようにしたいと思いますか？それによっては、アプローチやご提案が変わってきてしまうのですが、○○さんの今後にとって少しでもプラスになるようなことをいくつかご提案させていただきますね。 

世間話が苦手なことについて、すぐすぐに何かとても大きなアクションを起こさなくても大丈夫だと思います。 

お話をうかがっていて、先輩方の心象が悪いような印象は受けませんでした。  

○○さんが、一番ご心配になられていらっしゃるのは、先輩方の○○さんに対する心象でしょうか。 

業務上でも、プライベートでも、心象が悪くなってしまわないかをご心配されていらっしゃるように感じました。 

そして、先輩方含め人が集まる場所が怖くなってしまっているのかなと推察いたしました。 

世間話が始まるような場では、なるべくにこにこして誰かの話にうんうん、と頷いていれば悪い気持ちを持たれることはないと思います。 

そして、もし『黙ってるね』と言われたら、『私は、皆さんのお話を聞いているのが好きなんです。』とやり過ごしても、変に思われることもないと思います。 

ただ、現状、緊張してしまうことや自分のことが嫌いになってしまうことから、もしかしたらはじめはなかなか上手くいかないかもしれません。 

上手くいくようにするためには、自分を許し、受け入れ、愛し、可能性を信じてあげることが大切です。

これはつまり、自己肯定感を高めることです。 

自己肯定感を高めることは、自信の回復や明日への原動力になったり、色々なことにとても良い効果を発揮します。 

モチベーションをあげるのにも、役に立ちます。 

まずは、ありのままのご自身を受け入れてあげることからはじめてあげると良いと思います。 

良いところも悪いところもすべて受け入れて、ご自身が今ここにいることを見てあげることです。 

それから、頑張っていることや良いところを褒めて褒めて愛してあげましょう。 

少し照れ臭いかもしれませんが、鏡に向かって毎日、ご自身を見つめ語りかけ、ご自身でご自身をぎゅっと抱きしめてあげると良いですよ。 

「あなたは、～というところはとても良いところだよ。これからも、もっと良くなれるよ。本当は先輩達と自然に話したいし、良い人間関係を作りたい考えているあなたはとても素敵だよ。あなたは、価値のある人間なんだよ。あなたが大好きだよ。」 

また、毎日の出来事の中で、何か良いことをしたと思えるときや誰かから評価されたときも、自分を褒めてあげましょう。

 「あなたは、今日もよく頑張ったね。本当に偉かったね。」 

実際に実行されて、前向きな考えやポジティブに行動できるようになった方を何人か知っています。

私も、同様の事を毎日行っています。 

もし難しいようでしたら、はじめは日記に書くのでも良いと思います。 

しかし、どうしても難しい・上手くいかないようでしたら、はじめはカウンセラーと一緒に取り組まれても良いと思います。 

カウンセラーは、○○さんの良いところを一緒に発見してくれると思いますし、○○さんがご自身を愛せるようになっていくのを見守ってくれるとも思います。 

ご参考になりましたら、幸いです。 

○○さんのお悩みが改善されますように、心からお祈り申し上げております。