2020年2月27日③☆誰かに伝えたくなる「自己肯定感を上げよう!臨床心理学【交流分析/Transactional Analysis】セミナー」
今回は、前回の続きで自己肯定感の上げ方と存在認知(ストローク)について、ご自身の自己肯定感の上げ方についてお話させていただきます。
自己肯定感とは・・・自らのあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味します。
存在認知(ストローク)とは・・・対人関係を築くかかわりの事で、相手や自分の存在を“認めている”ということを伝える、何らかの行為です。
自己肯定感を上げるには、ストロークが大きくかかわってくることは、前回、お話させていただきました。
ご家族やご友人、または恋人など他者の自己肯定感をあげるにはどうしたらよいか?はお分かりになったと思います。
今回は、ご自身の自己肯定感の上げ方です。
いくつかご紹介させていただきますね。
①自分で自分を褒める。
・鏡に向かって自分を褒める。
『〇〇は、今日、△△を頑張ってえらかったね。』
『〇〇は、きっと△△もできるよ!だって、こんなに努力しているでしょ。』
他者のお手を借りることのなく、一番簡単にできる方法です。
真面目に、毎日行うと地味にききます。
自分でもほかの人の言葉でも、身体は必ず反応します。
面白い実験ワークがあるのですが、手順の説明に少しお時間をいただきますのでまた別の機会にお話しさせていただきたいと思います。
②他者に褒めてもらう。
・親・きょうだい・パートナーなど、なるべく親密なお相手がベストです。
恥ずかしがらずに、お願いしてみましょう。
おすすめは、お互いにしてあげること。
はじめは、はにかむかもしれませんが慣れて気恥ずかしさがなくなれば心地よいお時間になりますし、お相手の自己肯定感も高められ、さらには良い関係を構築できること間違いなしです。
ちなみに、寝る前に行うと安眠の手助けにもなりますよ。
【親御さんにお願いする】
『今日、〇〇は△△を頑張ってえらかったね。』
『お母さん(お父さん)は、〇〇を誇りに思うよ』
ハグや頭を撫でてもらう、目を見てうなずいてもらう、など。
【きょうだいにお願いする】
『今日、〇〇は△△を頑張ってえらかったね。』
『私(ごきょうだい)は、〇〇のことをえらいなと思うよ!』
目を見てうなずいてもらう、にっこりしてもらう、など。
【パートナーにお願いする】
『今日、〇〇は△△を頑張ってえらかったね。』
『私は、〇〇のことが大好きだよ』
ハグや頭を撫でてもらう、ほっぺちゅーしてもらう、など。
【カウンセラーや専門職に依頼する】
クライアント様のお話をうかがい、適切なタイミングでアプローチすることができます。
欧米のビジネスマンやプロスポーツ選手などは、かかりつけ医やお抱えカウンセラーがついていてボディーとメンタル両方のコンディショニングをサポートしてもらっていたりします。
カウンセリングを利用する習慣がメジャーではない日本人にとって、他者にナイーブな心の内を話すことには抵抗があったり、気恥ずかしかったりするかもしれませんね。
身構えなくとも、大丈夫ですよ。
カウンセラーは聴くプロですし自己肯定感をあげるお手伝い以外にも多くの方から様々なお悩みをうかがっています。
きっと、あなたを優しく包み込んでくれるはずです^^
自己肯定感をあげて、ポジティブなあなたになりたいとき、是非試してみてくださいね。
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