2020年8月ご相談アドバイス⑤「母親のマウントにもう疲れた」
◇クライアント様 女性
◇ご相談内容 「母親のマウントにもう疲れた」
◇アドバイス
○○さん、はじめまして。
Heart To Heartの楠と申します。
お悩み、拝見しました。
もう少し、詳しくお話を伺わないと分からないこともあるので、ご状況やお気持ちを推察させていただきながらお話しさせていただきますね。
○○さんは、お母さまがマウントを取ってくる事に対して疲れてしまったのですね。
今までは好きな音楽を聴いたり、好きなものを見たりして気持ちをおさめてこられましたが、とうとう涙が溢れるまでになってしまったのですね。
毎日顔を合わせる環境で、精神論や自慢話、たびたびけちをつけられたり無視されたりと心中穏やかにいられなかったことでしょう。
お辛かったですね。
それでも、お母さまへの上手い対処法を考えられたり、何とか気持ちをおさめようとなさっていらっしゃり、とても頑張っていらっしゃいますね。
涙が溢れてしまうのも、無理もないことと思います。
○○さんは、健気によく努めていらっしゃいますね。
よく、辛い心の内をお話しくださいました。
少しでも、○○さんのお力になれますようにお話させていただければと思います。
お母さまは、多分、お家では自分が一番でないと気が済まないし思い通りにならないと嫌なのではないかと感じました。
以前は、良い企業に勤められて大事にして愛してくださるお父様と出会い、満たされた毎日を送ってらっしゃったのではないでしょうか。
もし、花のある方でしたらちやほやとされていた時期も、あるかもしれませんね。
ちょうど、○○さんくらいのお年頃がそうだったのかもしれないですね。
自分が一番良かったころの話は、良い思い出があり大切なものです。
○○さんの彼氏さんとの話や、お仕事の話を聞いて自分の良かったころの思い出と比較しているのかもしれません。
私だって幸せだったのよ、と。
それから、娘と比較するというよりは女性として優越感に浸りたいのでしょう。
お母さまのご年齢はいくつか分かりませんが、マウントをとるような少し攻撃的になる要因の一つとして、女性ホルモン特有の変化なども影響しているのかもしれませんね。
私も、月に1~2週間くらいは、メンタル面のコントロールに気を付けている時期がありますので、そういうこともあるのではないかと考えました。
今考えると、うちの母にも同じようなことがありました。
将来結婚したいんだと、当時の彼氏を母の店に連れて行ったところ、仕事やどこに住んでいるかなどを事情聴取されたり、彼氏が帰った後には『(彼氏)ずいぶん、老けてるわね。』なんて、言われたこともありました。
どうしてそんなこと言うのだろうか?私が選んだ大事な人よ、と悲しい気持ちになりましたが、そのころの母は更年期が始まる前だったようです。
当人も、自分のコントロールが難しかったと思います。
女性ホルモンのせいか、と思えばしょうがないことだったんだなと、なんだかこわばった肩の力も抜けました。
どう考えたら気持ちが落ち着きますか?母はもう直らないと思うので、私自身の上手い躱し方や、元気でいられる方法・考え方が知りたいです、について。
マウントをとってしまうときのお母様は、自分が一番でないと気が済まないスイッチが入ってしまったのかな、女性ホルモンの仕業かな、と考えてみてください。
マウントは、お母さまにとってのゲームで勝つまで続けるかコースアウトしないと終わらないものでしょう。
やんわりと負けてあげるか、ゲームのコースから外れるかしてみてください。
お母さまとお話していて、『あ、これはいつもの雲行きだな』と思ったら、お茶入れようかなと立つ、自分の部屋に行く、ちょっとコンビニに行く、などその場を離れてみてください。
話が続いてしまうときは、話の途中途中で相槌を打ち『そうだったんだね、それは良かったね。』『とても素敵ね。』『お母さん凄いね。』などと、誉め言葉を伝えてみてください。
褒められて嫌な人はいませんし、自分の話を聞いてもらえると嬉しいですし、また優越感(勝ってるわ!)もありますし、自然と攻撃的な気持ちも和らぐのではないかと思います。
○○さんのモチベーションに合わせて、聴くとき聴かないときを使い分けてみても良いでしょう。
また、あまり、彼氏さんとの話はしないほうが無難ですね。
お気付きでいらっしゃると思いますが、彼氏さんの話は、お母さまの対抗意識を燃やしてしまうようです。
お母さまの前では、秘めた幸せにしておいた方が良さそうです。
ご参考になりましたら、幸いです。
○○さんのお悩みが改善されますように、心からお祈り申し上げております。
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