2020年12月13日☆柴又をお散歩してきました。
本日のお散歩は、柴又です☆
今回は、2020年11月28日から12月13日まで開催していた寅さんサミットに行ってきました♪
https://torasan-summit.jp/
コースは、この通り☆
①ランチ 柴又もんじゃ と陸→
②柴又帝釈天門前参道商店街→
③柴又帝釈天→
④山本亭→
⑤寅さん記念館→
⑥柴又駅
お散歩の始まりは、美味しいランチから♪
①ランチ 柴又もんじゃ と陸
https://www.monjatoroku.jp/
豚キムチもんじゃ・ベビースターもんじゃとビールをいただきました☆
お店の方がとてもご親切で、作り方を聞いたところ、ささーと作っていただいてしましました!
下味しっかり、でもしつこくなくて、とても美味しかったです(^Q^)
②柴又帝釈天門前参道商店街
http://shibamata.net/map/map.html
商店街に入るとすぐに、“男はつらいよ”の撮影で使用された、“とらや”さんが見えます☆
デザートに、美味しい草団子をいただきましたよ♪
参道らしい、風情のある佇まいですね♪
③柴又帝釈天(題経寺)
http://www.taishakuten.or.jp/
~Wikipediaより抜粋・編集~
縁起によると、題経寺の創建は、江戸時代初期の寛永6年(1629年)で、開山は中山法華経寺(千葉県市川市)19世の禅那院日忠とされているが、寺の説明によれば、実際に寺を開いたのは日忠の弟子にあたる題経院日栄であるとされる。
題経寺の中興の祖とされているのは、9世住職の亨貞院日敬(こうていいんにっきょう)という僧であり、彼は一時行方不明になっていた「帝釈天の板本尊」を再発見した人物であるとされている。
日敬自ら記した縁起によれば、この寺には宗祖日蓮が自ら刻んだという伝承のある帝釈天の板本尊があったが、長年所在不明になっていた。
それが、日敬の時代に、本堂の修理を行ったところ、棟木の上から発見されたという。
この板本尊は片面に「南無妙法蓮華経」の題目と法華経薬王品の要文、片面には右手に剣を持った帝釈天像を表したもので、これが発見されたのが安永8年(1779年)の庚申の日であったことから、60日に一度の庚申の日が縁日となった。
本堂を守るように、立派な松の木が目を引きます。
「瑞龍のマツ」です。
~東京都文化財情報データベースより抜粋・編集~
縁起によると、開基の日栄上人が柴又に寄った際、見事な枝ぶりのマツ(瑞龍のマツであるとされています)とその下に霊泉が湧いているのを見つけ、この地に庵を設けたことが題経寺の始まりとされています。
瑞龍のマツは、高さおよそ10メートル、幹回りおよそ1・8メートルあり、帝釈堂正面と一体となり景観をなす銘木です。
枝ぶりが大きく、帝釈天を象徴する由緒ある松であり東京都を代表する名木であることから、都の指定文化財となっています。
本堂の壁面に、干支が彫刻されていました。
来年は丑年なので、牛さんにフォーカスしてみました。
牛さんと梅のセットは、どこかで見た光景ですよね。
亀戸天神、湯島天神、太宰府天満宮、北野天満宮など、菅原道真を祀っている神社は、梅の名所でもあります。
菅原道真を祀る全国の神社は、道真公が自宅に梅を植え梅を愛でていたことから、神紋には梅を用い境内にも梅を植えたために必然的に梅の名所にもなっているのだそうです。
立派な木を発見しました。
あら、なんと!
“クスノキ”ではありませんか(•ө•)♡
柴又帝釈天のお庭“邃溪園”に入ってすぐ。
赤や緑のコントラストが美しいですね!
ここで一句。
かりそめに 紅く染まるも 夢うつつ かき抱く腕に 雪の舞うよう
(ほんの少しの間だけ 紅く染まるけど まるで夢なのか現実なのか分からない しっかり抱こうと手繰り寄せても 雪の様に消えてしまう)
秋から冬にかけての恋模様、なんて、ちょっと平安的な歌を詠んでみましたよ、てへへ(笑)
“御神水”を発見!
「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」
の、寅さんの産湯にもなったものだそうです(・◇・)!
お猿さんの像があります。
背面の石板に書かれた文字を読もうとしましたが、ちょっと、判別が難しかったです。
ネットで調べてみても、詳しいご由緒は見つかりませんでした。
長年所在不明だった帝釈天の板本尊が見つかった“庚申”の日に、ちなむのでしょうか。。。
邃溪園の散策の後は、彫刻ギャラリーを鑑賞します。
繊細緻密、美しく、力強い、躍動感を感じる美術品の数々に心が震えます!
どれもみな、本当に素晴らしい!
Facebookの下町グループで、葛飾区のお友達にご紹介いただいた“風神雷神”。
格好良くて、痺れました!
是非、生の作品を見ていただきたいです!!
④山本亭
http://www.katsushika-kanko.com/yamamoto/
山本亭は、合資会社山本工場(カメラ部品メーカー)の創立者、故山本栄之助氏の住居として建てられました。
大正末期に建てられた書院造に西洋建築を取り入れた、和洋折衷が特徴のモダンな家屋です。
当時は、洋風建築を取り入れることが富裕層の間で流行しており、その佇まいを今に残す貴重な建築として、葛飾区が登録有形文化財に指定・所蔵、一般公開されています。
山本亭の構造は、木造二階建て、明り取りの窓、違い棚など、書院造の特徴が随所に見られます。
1階は120坪、2階が15坪、地下防空壕や土蔵、長屋門で構成されています。
270坪ある典型的な書院庭園は、米国の日本庭園専門誌「Sukiya Living〜ランキング調査(2016年)で第3位に、また、2003年開始以降の全国900カ所以上の旧所名跡、旅館、旧別荘の調査では、山本亭は常に7位以内にランクインしている程の人気です。
⑤寅さん記念館
10月16日に、来訪者500万人を突破したそうです!
私は、過去2回来訪していますので、延べ人数のうち“2”だけ貢献していますよ♪
500万人達成懸念イベントと、寅さんサミット、どんな企画があるか楽しみです!
中に入ると、映画のセットの模様が広がっています。
あ、山田洋次監督だ!
既に2回見ているというのに、今回も“寅さんの生い立ち”人形芝居に見入ってしまいます。
こちらは、家出する兄寅さんに、妹さくらがおこずかいを全て渡してプラットフォームでお別れする場面です。
何回見ても、うるっときます!
そして、こちらでは、寅さんの的屋の模様です。
すっかり、的屋のセリフも板についています。
結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻のまわりはクソだらけってね、タコはイボイボ、ニワトリはハタチ、イモ虫は十九で嫁に行くときた。
黒い黒いは何見てわかる、色が黒くてもらい手なけりゃ、山のカラスは後家ばかり。
ねえ、色が黒くて喰いつきたいが、あたしゃ入れ歯で歯が立たないよときやがった。
どう? まかった数字がこれだけ。
どう? 一声千円といきたいな、オイ! ダメか?
八百!六百!
よし、腹切ったつもりで、五百両だ持ってけ、オイ!
~FACEBOOK 男はつらいよ のページからお借りしました~
久しぶりの里帰り。
ここから、皆様ご存知の“男はつらいよ”が始まります。
記念館の中には、ミニシアターもあります。
短いけれど、中身の濃い名シーンが何話かあり、とても楽しめます♪
若そうなご夫婦が来場されていたのですが、くすくす笑ったりほくそえんだり、スクリーンに引き込まれている様子がうかがえました。
世代を超えて、愛される名作なんだなと、改めて思いました。
博が勤めていた、裏の印刷工場です。
リアルですね~。
歴代のどの美女よりも、さくらが一番美人じゃないかしら(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜
控えめだけど薄化粧でも引き立つ端正な顔立ちと、人情に厚く涙もろい心優しい性格。
まさに、下町美人だと思います。
このシーン、面白そう!見てみたいです(^▽^)♪
~第41作『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』より~
さくら「ウィーンはどんな街だったの、お兄ちゃん」
寅「建物が建って、通りがあって、人が一杯歩いていたよ」(中略)
さくら「どこだってそうだわよ」
博「ホテルから一歩も出なかったんですか」
寅「いや、一度出かけたよ。車に乗って」
さくら「どこに」
寅「広い通りをスーウっと出たら大きな川に出たよ」(中略)
「川っぺりの土手道をずうっと行ったらお寺があってな、坊さんが歩いていたから、御前様、今日はって挨拶したのよ。そお寺の前に西洋ダンゴ屋みてえな店があってな、ジジイとババアが向こうの言葉でいらっしゃいって言いやがった」
さくら「それじゃ柴又と同じじゃないの」
寅「世界中どこも同じようなもんじゃないか」
西洋の下町、見てみたいです(笑)
明治32年12月から大正2年8月まで、金町から帝釈天まで、参詣客を人力鉄道で運んでいたそうです!
1.5kmも、手押しするなんて、たいへんな体力がないとできないですね。
発射ボタンを押すと、人力鉄道が出発します!
のどかな田園風景に、子どもたちが手を振っています。
穏やかですね。
ちなみに、車に乗っているお客さんは寅さんだそうですよ(^-^)
歴代のマドンナたち。
やはり、美人ぞろいですね!
時代とともに、マドンナの雰囲気が変わっていくように感じます。
寅さん記念館で、のんびりゆっくり楽しんだので、TORAsan cafeでおやつを食べることにしました♪
一度、見てみたかった“寅チーノ”、可愛すぎます~(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷ ⌑ ᵒ̴̶̷⸝⸝⸝)♡
パンケーキは、寅さんサミットコラボメニューの“ふわふわいちごさんパンケーキ”です。
休日のおやつは、ビールやワインなどとサラダや鳥のほぐし身などのつまみになりがちですが、本日は、映えを狙った女子力高めのものをオーダーしてみました。
寅さん記念館入館限定での受注販売「やわらか寅チッチ Lサイズ」!!
8,900円(税込) ※別途送料550円(全国一律)がかかります
め。。。めんこい!!
寅さんの衣装が、似合いすぎるじゃないか!!
めちゃくちゃモンチッチファン、という訳ではありませんが、この子の可愛さはやばいです~♡
しばらく、寅チッチをながめた後、後ろ髪をひかれつつもカフェを後にしました。
「葛飾区観光協会“下町や”(柴又観光案内所)にゆき、ポイントラリーの景品をいただき、寅さん像とさくら像の写真を撮って帰ろう。」
駅の方に歩き出すと、セブンイレブンが見えました。
自然と吸い寄せられ、ATMで1万円をおろしました。
勝手に、足がまた来た道を戻っていまして、知らぬ間に手が動き申込書に記入、レジで9,450円を支払っていました。
ということで、自分クリスマスプレゼント用に寅チッチをお迎えすることにしました( ´艸`)キャー♡
お届けの2月が、とても楽しみです♪
⑥柴又駅
葛飾区観光協会“下町や”(柴又観光案内所)を尋ねましたところ、既に、お店じまいが始まっておりました。
寅さんサミットイベントの、“男はつらいよ”の舞台となった土地のおすすめの一品が販売されているので、何か買おうかとも思っていましたが、時すでに遅し。。。
お土産は諦めて、ポイントラリーの景品はまだ交換してもらえるかしら?と、恐る恐る、係のお兄さんに聞いてみましたところ、『大丈夫ですよ!』とのこと♪
更に更に、ラリーで集めたシールは5枚だったので、交換してもらえるものはオリジナルステッカーなのですが、なんと!『もう終わりですから、いいですよ。』と!!
オリジナルステッカー(シール3枚)、オリジナルクリアファイル(シール6枚)、オリジナルピンバッチ(シール10枚)、全ていただいてしまいました!!
お兄さん、その節は、大変お世話になりましたm(_ _)m
とても、嬉しかったです!!
オリジナルピンバッチは、楠寅チッチ の腹巻につけてあげようと思います♡
寅さん像です。
映画の雰囲気が、よく出てますよね!
さくら像です。
優しい感じが、にじみ出ていますね。
『お兄ちゃん、お帰りなさい』と、言っているようです。
~感想~
柴又は、下町風情を感じる商店街や、趣深い神社やお屋敷、義理人情と笑いが溢れる記念館など素晴らしいスポットがたくさんありました。
柴又に来れば、老若男女問わず、どこか懐かしくてあたたかい、そして自然に笑顔になることができる、そんなお時間を過ごせること間違いなしだと思います。
柴又だけではなく、葛飾区にはまだ他にもたくさんのお散歩コースがあるので、今度はまた違うスポットをご紹介したいと思います☺
0コメント