2020年2月ご相談アドバイス③挨拶が苦手でどうしたらよいか分からないことについて
登録しているサイトで、カウンセリングのご対応をさせていただきました。
誰にもオープンなサイトですので、ブログにもUPさせていただきました。
◇クライアント様 男性
◇ご相談内容 挨拶が苦手でできないがどうすればよいか
◇アドバイス
〇〇さん
はじめまして。Heart To Heartの楠と申します。
お悩み、拝見いたしました。
職場で苦手な人に対して、ご挨拶ができないというお悩みですね。
毎日のことですし、大変ご苦労なされていることと拝察いたします。
真摯にご自身の課題についてお考えになり、また前向きにどうしたらよいかもお考えになられていて、とても頑張られていると思います。
社会人であれば当然、職場にも合う人合わない人がいる、
その通りだと思います。
〇〇さんのまわりの方もきっと、おっしゃりはしないだけで合わないと思う方もいらっしゃることと思います。
入口で少し大きめな声で全体に挨拶して入り、近くを通った方へは軽く挨拶して自分のデスクに着席する。
とてもナチュラルで、良いマナーを感じられる振る舞いですね。社会人として、じゅうぶんきちんとご挨拶なされていると思います。
無理に、挨拶をしなければならない、と思う必要はないと思います。
今のままでも、十分頑張られています。
〇〇さんは、とても真面目な方なのだと思います。
緊張して、罪悪感を感じて、というお気持ちにも、真面目さと気遣いができるお優しいお人柄がうかがえます。
真面目でいらっしゃるので、ご自身に対して厳しく高いハードルを設けてらっしゃるように思います。
また、気遣いができるお優しいお人柄なので誰にもきちんと挨拶しないと申し訳ない、とご自身を責められてしまっているように感じました。
頑張られているご自身を、どうぞ褒めてあげてくださいね。
でも、頑張りすぎなくてもよいのですよ。
今よりもお気持ちを楽にするために、一度ご自身のハードルを下げてみる、というのはいかがでしょうか。
少し低くハードルを設定しなおし、そのハードルを乗り越えることができたら、少しずつ高さを上げていく、という方法を是非検討してみてください。
合わない人・苦手な人にも挨拶をしなければならない、から、合わない人・苦手な人には挨拶できたらでよい、と考えをシフトしてみませんか。
また、体がこわばってしまい、体が動かないのもお辛いことと思います。
無理に動かさなくてもよいのですよ。
少しずつ体を慣らして、少しづつ動かせるようにしていければと思います。
例えば、体がこわばり動かなくなってきたことを感じたら、まずは指一本だけでも動けるようにチャレンジしてみる、
それができたら手を動かしてみる、手が動かせるようになったら腕を動かしてみる、のようにスモールステップを踏んでみてください。
時間をかけてもよいので、焦らなくともよいので、少しずつトライしてみてください。
トライができたら、ご自身を褒めることも忘れずにしてあげてくださいね。
きっと、体がこわばって動かなくなるという状態を改善できることと思います。
また、挨拶ができるようになる、を最終目標にするとお気持ちが苦しくなってしまうかもしれません。
軽く会釈できるようになる、でも立派な進歩だと思いませんか。
どうぞ、ご無理はしない程度にチャレンジすることをご検討くださいね。
それから、お気持ちが落ち着かれたらでも構いません。
〇〇さんが、苦手・合わない・怖いと思う人はどんな人なのか、その人をどうして苦手・合わない・怖い、と思うのか考えてみるのもよいと思います。
苦手・合わない・怖いの原因が分かれば、挨拶以外のコミュニケーションでも対処法ができると思います。
もし、おひとりではなかなか考えがまとまらないようでしたら、カウンセラーや専門職の方にご相談してみてくださいね。
〇〇さんのお悩みが、改善されることを願っております。
挨拶やコミュニケーションについてお悩みは、なかなかご相談の多いお悩みの一つです。
少しでも、クライアント様のお役に立てましたら幸甚に存じます。
今後も鋭意努力いたします。
クライアント様のお悩みが改善されることを、心よりお祈り申し上げます。
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