2020年5月ご相談アドバイス⑯「不安 フラッシュバック 鬱」
登録しているサイトで、カウンセリングのご対応をさせていただきました。
誰にもオープンなサイトですので、ブログにもUPさせていただきました。
◇クライアント様 女性
◇ご相談内容 「不安 フラッシュバック 鬱」
◇アドバイス
○○さん、はじめまして。
Heart To Heartの楠と申します。
お悩み、拝見しました。
もう少し、詳しくお話を伺わないと分からないこともあるので、ご状況やお気持ちを推察させていただきながらお話しさせていただきますね。
○○さんは、新型コロナのこと、最近地震が多いことから、毎日不安感が強く出るようになってしまい、不安感が強すぎてお辛いのですね。
震災体験のことを思い出させるようなことがあると、ご不安になったり、恐怖になったりして、大変お辛いですよね。
私も、母の田舎が宮城県でして、震災を思い返すようなことがあるととても切なかったりやりきれなくなります。
お辛いお気持ちを、よく打ち明けてくださいましたね。
少しでも、○○さんのお力になれますように、お話させていただければと思います。
○○さんのご不安や恐怖を和らげたり改善するために、2点ご提案させていただきますので、どうぞご検討ください。
(現在診療科に通われているところですので、ご無理のない範囲で大丈夫です。また、ドクターの心療方針とそぐわないものでしたらストップしてくださいね。)
1点目は、また震災が起こったとしても逃げられるイメージや逃げられるんだという自信を持つことです。
私は震災が来ても逃げることができた、次も逃げられることができる、とご自身の中言い聞かせ、防災対策もしてみることです。
実際に、○○さんは、震災を経験しても今もちゃんと生きていらっしゃいます。
お薬を飲みながら、何とか生活して生きていらっしゃいます。
ここまで来るのに、とても困難なことがありながらも、とても辛い思いをしながらも、本当によく頑張ってこられたと思います。
ご自身でも、毎日お友達やお姉さまや鬱について知っている方と話したり、LINEしたりして気を紛らわせようとするなどの対策をし努力なされているのもすごいと思います。
今、○○さんには震災を乗り切れる力が備わってきているように思いますが、いかがでしょうか。
防犯対策も、していただいた方が逃げることができるんだというお気持ちへのプラスになります。
具体的には、避難先までの避難経路を実際に歩いて確認しておく、防災グッツが入ったリュックを目に付くところに置いていつでも持ち出せるようにする、寝るときはすぐに逃げられるように靴を枕元に置いておく、などです。
気持ちの面では逃げられるという自信を持つこと、防災の面では対策を講じておくことが大切です。
2点目は、考えすぎないようにすること、楽しい未来を考えてみることです。
もし、また震災が起こったら、コロナにかかってしまったらを考えると、色々なことを考えて恐怖や不安がより強くなってしまうことも仕方がないと思います。
でも、不安や恐怖の事ばかり考えすぎるのは、とてもしんどいですよね。
できたら、視点を変えてみませんか。
もし、震災が来なかったら、コロナにならなかったとしたら。
震災も来ない、コロナにもならない、とすればいつもと変わらない日常生活がおくれ、緊急事態宣言後、やりたかったことや我慢していたことなどもできるようになりますね。
○○さんは、何かやりたかったことや我慢していたことはありますか?
何か素敵な計画を立ててみることで、気持ちが少し楽になり前向きな気持ちにもなると思います。
LINEではなく、お友達やお姉さま、鬱について知っている方とゆっくりお茶をしながらお話してみたり、広い公園でピクニックしてみたり、気分転換やリフレッシュなども兼ねて、少し外出してみるのも良いかもしれないですね。
緊急事態宣言が解除されましたが、油断せず、しっかりコロナ対策をしながら楽しい時間を過ごされてみてくださいね。
もしお一人では、なかなか考えがまとまらなかったり難しいとお感じになるようでしたら、カウンセラーと一緒に取り組まれることをおすすめします。
カウンセラーや専門職の方のサポートがあると、お一人で考えたり取り組んだりするよりもずっと楽になります。
また、会話をすることで気が付くことは沢山ありますので、カウンセラーとリアルタイムでお話してみると良いです。
今は、なかなか対面でのカウンセリングは難しいかもしれませんが、ネットカウンセリングをしているカウンセラーも、多くいらっしゃいます。
こちらにも対応可能な先生がいらっしゃると思いますので、是非リアルタイムで、ゆっくりとご相談をされることをご検討なさってみてください。
○○さんのお悩みが改善されますように、心からお祈り申し上げております。
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