2021年2月ご相談アドバイス①「平常心になるにはどうすればよいでしょう…」
◇クライアント様 女性
◇ご相談内容 「平常心になるにはどうすればよいでしょう…」
◇アドバイス
○○さん、はじめまして。
Heart To Heartの楠と申します。
お悩み、拝見しました。
もう少し、詳しくお話を伺わないと分からないこともあるので、ご状況やお気持ちを推察しながらお話しさせていただきますね。
○○さんは、『先生』と言われたことがきっかけで、ご自身が一番年長に思われているとお考えなのですね。
また、一番年上の同僚の方が、自分が一番お若く見えたのではないかと思いこまれているご様子で、○○さんに優越感を持っているような素振りで、嫌なお気持ちになられるのですね。
どういう風に考えれば、平常心になれるか、というお悩みですね。
女性だけの職場ですと、年齢や見た目について意識したり張り合ったり?など、面倒臭いことも往々にしてあることだったりしますよね。
嫌なお気持ちになるのも、よく分かります。
よく、お辛いお心の内をお話しくださいました。
少しでも、○○さんのお力になれますようにお話させていただければと思います。
まず、「先生」と呼ばれることについて考えてみませんか。
○○さんは、先生というと、どんなイメージを持たれますか?
眼鏡をかけ、七三分けのヘアスタイルで身だしなみがきちんとした若い男性、
聡明そうな顔立ちの、髪の毛を一つに束ね清潔感を感じる白衣の女性、
眼鏡をかけ、トラッドスタイルのちょっと気難しそうで真面目そうな中年男性、
優しい笑顔で、可愛いエプロンをかけた若い女性・・・などなど。
人によって、「先生」のイメージは違いますね。
『先生』と言われたからと言って、一概に最年長に見えた、とは言えないと思います。
男性患者さんが、○○さんを『先生』と呼んだのは、もしかして、彼の中の「先生」像が○○さんに近かったからかもしれません。
では、30代と50代の営業さんの場合はどうでしょうか。
もし、○○さんが営業さんの立場だったとしたら、どういう基準で話しかけますか?
以前、一度話したことがあったから話しかけやすいし、この人に話したら話が早いかな?
要件を簡潔に話して、早めに切り上げたいから、一番賢そうな人・物分かりが良さそうな人・てきぱきしてそうな人に話そうかな?
一番年長者に納品の検品してもらうよりも、若手のスタッフにお願いした方が失礼にならないかな?・・・などなど。
年齢よりも、話しかけやすさや、シチュエーション、イメージ、期待などの方が関係しそうな気がします。
○○さんは、ご自身が年長に思われたから要件を話した、とお考えのようですが、もしかしたら逆に一番若手に見えていたり、聡明そうな方、話しかけやすい雰囲気の方、に思われたのかもしれませんよ。
ですので、これまでのことは気にしなくても良いかと思います。
平常心を保つには、自己効力感を高めることが一番良いと思います。
または、何か夢中になれるものを新しく見つけてみるのも良いですよ。
何か楽しいことや夢中になれるものがあると、生活に張り合いや充実感が増します。
そういう時間があると、うきうきやわくわくし気分も前向きになり、他人の事があまり気にならなくなったり、どうでも良いことに思えるようになるかもしれませんね。
また、そういう人は輝いて見えたりします。
輝いて見える人に張り合うのもなかなか大変なことで、苦手な方もたじろぐのではないでしょうか。
そうしたら、○○さんに対しての競争心も薄れるかもしれませんね。
ご参考になりましたら幸いです。
○○さんのお悩みが改善されますように、心からお祈り申し上げております。
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